名所を押さえてレイラインを満喫。
まずは行きたい王道コース。

正面石段の西側にある大きなカツラの木は、神仏が姿を現したといわれる霊木。別所五木のひとつでもあり、縁結びの木として親しまれている。

北向観音境内のもう一つの別所五木が、本堂の隣にある夫婦杉。一本の杉が二またに分岐して伸びていることから夫婦円満の象徴とされている。

国内最古の木造八角三重塔。長野県で初めて国宝に指定された貴重なもの。禅宗様でつくられた風格ある佇まい。

希望の木と呼ばれる別所五木の一つ、高野槙（こうやまき）も見ておきたい。空高く伸びる姿に圧倒される。

北向観音の出現地と言われている、神聖な場所。ここまで保存状態の良い石造多宝塔は全国でも珍しい。一つひとつ違う石の表情を楽しみたい。

ここにも別所五木の御船の松がある。極楽浄土に導く木といわれている。裾が広がったまさに船の形のこの松は、樹齢はなんと350年以上だそう。